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気の利いたドライバー「VESSEL ボールグリップ差替ドライバーセット」

ベッセルのドライバーと言えば、やはりボールグリップのドライバー。

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大きいグリップのおかげで力を入れやすいし、ボール型のグリップエンドは押し込む力をかけやすく、固くなったネジも回しやすい。
それがどこでも手に入り、安いので遠慮なく使える。

気になる事があるとすれば、数揃えると工具箱でかさばる事。

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穴の開いたツールトレーに差しておくのには良い形をしてますが、持ち歩く工具箱の中ではちょっと収納しにくい形です。

そこで「VESSEL ボールグリップ差替ドライバーセット」。

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これで工具箱もスッキリと・・・

否。伝えたいのはこれじゃない。
このドライバーのお勧めポイントはそこじゃあ無い。

差し替え用のビットは +1 +2 +3 -6 といった定番が揃ってます。
さらに Pz2 Pz3 というあまり馴染みのないサイズも入ってます。
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これがおすすめポイント。

このPzの規格はポジドライブ規格といって、ヨーロッパの規格。
最近増えてきた輸入家具(IKEAとか)なんかはこの規格のネジが使われていて、通常のドライバー(アメリカのフィリップス規格)では、まわせない事は無いですが、ネジ山をなめてしまう可能性もあります。

使用頻度は少ないので、わざわざ揃えるのも何ですし。
ビットとして1本入ってるって事は、非常に気の利いた事だと思います。
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しかもこのビットはネジ山の磁力で微力ではありますが3本がくっつくので、なんとなくまとまる感じも良かったです。
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気になった所は、通常のボールグリップドライバーとは重量バランスが違っていて、通常のはボール部分が重心なのに対して、差し替えのはビットを差しこむ辺りに重心がある感じです。
ボール部分が空洞な感じで、安っぽさも感じます。

あと耐久性の問題ですが、これは使い続けないと分からないですね。

兎にも角にもこのセットがあれば、たいがいの作業は快適にこなせると思いますよ。