暑くなって、ロックでお酒を飲む事が増えました。
そこでどうしても気になるのが結露と薄まったお酒。
これを解消すべく真空断熱ステンレスグラスを買ってみました。
ドウシシャの「ずっと飲みごろステンレスグラス DSG-250MT」
決め手はずばり価格。800円ほどでした。
もっと安いニトリの物は、底の処理があまりにお粗末で却下。
本音を言えば2重構造のガラス製品が欲しかったけど、値段は高いし、割れる心配があるので断念しました。
今回はこのグラスでウイスキーをロックで飲む事について書いてみます。
まず容量は普通のロックグラスと変わらない感じです。
氷もたっぷり、大きな物も入ります。
しかし、ウイスキーを注ぐ際に問題発覚!
どんだけ入れたのか、わからなくなります。見えないから当然と言えば当然。
それに雰囲気無いです。かなりインダストリアル。
結露はまったく無いです。これは嬉しい結果。
濡れた指を拭かなくてもよくなりました。
しかし!! グラスを触った時のヒンヤリ感も無いです。やっぱり雰囲気無し。
今回は冷蔵庫で作る角氷を入れたのですが、飲み終わるまで殆ど溶けませんでした。
なので、ウイスキー自体は冷えているけど、味は薄くもならず、期待通りの結果です。
しかし!!! 中途半端に溶けた氷同士がくっ付いて、ブロック状の氷に。
それが飲むたび唇にゴンと落ちてくる。まるで凍らした水筒の麦茶。
グラスの中でカランってなるアレが全くない。やっぱり雰囲気無し。
そして飲み終えました。
最後までウイスキーは冷えているが、薄まらず。
結露しないので机や指を拭く必要も無し。
しかし!!!! 中が見えないし氷も溶けないので、いきなり無くなった気がします。
飲み終えたグラスに固まった氷を見て、おかわりする気も萎える。
今回の反省点は氷の入れ過ぎですね。
総評として、効率よく飲むなら最高です。
その代償として雰囲気ぶち壊しです。
1人で飲んでてもお酒は嗜好品だなーと、再確認させてくれました。
まあでも、冷やして飲みたい時はコレ使うでしょうね。便利だから。
ウイスキー用としてはおすすめしにくい商品ですが。
やっては無いけど、アイスクリームやカキ氷を入れると長く楽しめるんじゃないかな。
そのくらい保冷力はすごいです。
氷水の氷が3時間たっても残ってました。
俺はこれで飲むけど、お勧めはしない! 自己責任で。