食べる事って幸せだよね。「注文の多い料理小説集」

ここ最近、食べることに貪欲な私。
インプットあればアウトプット有りきですが、どうもアウトプット不足故、何かが溜まりつつあるMSHTです。

食への欲求は昔から強かったのですが、最近は欲求より憧れに近い状態。
「幸せな食事を数多くこなしたい」
「残り少ない食事の回数を有意義に」的な。

文字に起こしてもしっくりこない、モヤっとした憧れを抱いて食物を口に運んでおります。それも多分これの所為。

注文の多い料理小説集 (文春文庫)
注文の多い料理小説集

料理をテーマにした7人の作家さんの短編小説アンソロジーです。
この本を読み終わって私の心に残ったのは、
「美味しい料理は、作るのも、食べるのも、幸せだよね。」と云った事。

美味しい料理の向こう側にあるモヤっとした幸せっぽい物を欲して、
食べる事でお腹が膨れ、満腹感と幸福感を感じながら。

「嗚呼、食べる事って有限なんだなー。
お腹がいっぱいにならなければ、ずーっと食べてられるのに。」

と学生の頃から感じていた不満を感じるのです。

 

兎に角、食べる事は幸せだと云う事は私の中で真理ですので、
その幸せを追体験したく、美味しそうな小説をせっせと欲しい物リストに放り込む事にしました。

皆様もお腹がすく物語を是非。