雑記・写真

古いクラッシクギターを直してみた

こんにちはMSHTです。
いろいろ訳アリで私の息子の元にやってきたクラッシクギター。
正直ハードオフのジャンクコーナーにあるような状態だったのですが、
せっかくなので弾けるように直してみました。

保管状態がよろしくなく、表面はバリバリで艶も無く、ペグは壊れてます。
中にはゴミが溜まってカラカラ言うし、大きな傷もありました。
ケースも無く埃まみれのポリ袋にくるまれた状態でした。

私の叔父の形見分け的な感じでもらったのですが、
話を聞くと私が生まれる前までは私の父親が所持していたらしいとの情報も。
中を覗くと1964年の文字が。年代的に合ってますね。

そして「矢入貞雄」の名前が。もしかしてあのヤイリギターなのか?と期待。

クラッシクギターの事はほとんど知識ないですが、ヤイリギターの名前は知ってます。
もしかしたら良い物なのかな?と期待して調べてみました。

私が知っていたヤイリギターは矢入一男氏のブランド、
「K-YAIRI」と云われているギターでした。
そしてこのギターの銘である矢入貞雄氏は、
「S-YAIRI」と言われ、矢入楽器製造という会社で製造されたギターです。
矢入貞雄氏は矢入一男氏の叔父にあたるらしく、血縁ではあるが全くの別会社。
現在では矢入楽器製造は倒産してますが「S-YAIRI」のブランドはキョーリツコーポレーションによるブランドのひとつとして展開しているそうです。

そしてこのギターは矢入貞雄氏が手掛けたフラメンコギター。
グレードと言うべきか、素材樹脂の「天」と、音重視の「地」の2種類あったらしく、
このギターは「天」でした。

こうやって調べると愛着がわきますね。

まずは残っている弦を外し、壊れているペグも外しました。
弦はガチガチになってるし、木ネジ周辺もボロボロです。

クラッシックギターってペグが3つつながっているイメージがありましたが、
これはセパレートタイプです。

調べてみると糸巻が35㎜のピッチで並んでいるのが一般的らしく、
このギターは約35㎜と36㎜の変則ピッチの様でした。
同シリーズのGと書かれたギターは3連なのですが、
Fと表記のあるフラメンコギターはセパレートの様です。

ネットでセパレートタイプのペグを探したら1種類しかなく、迷わずそれを注文。
ついでにエレキギターで愛用しているダダリオの弦も購入しました。

部品が届く前にペグを付けていたネジの穴埋めです。
そのほか傷を埋めたり、クリーニングやオイルかけ・錆とりなどをしてました。

ある程度奇麗になったので、ゲージなんて立派なものは無いのでステンレス定規で歪んでないか確認したり、光を当てて割れが無いかを調べてました。

幸い歪もあまりなく、中の接着の剥がれも無く、サウンドホールの装飾部分が少し割れている位で素人が弾くには問題ないのかな?といった状態。
まあ素人の見立てなので実際に弦を張って音を出したらどうなるかわかんないですけどね。
なんせ56年前のギターです。
保管状態を考えれば奇跡的な状態なのかもしれませんね。

とりあえずペグを取り付けていきます。
セパレートタイプなので手間はかかりますが、ピッチを気にせず取り付けられるのは良いですね。

ここからはいつもの様に写真撮る余裕無し。

なんとか取付ました。

穴のセンターに合わせるのが面倒くさかったです。

そして弦を張ります。

クラッシクギターの弦張りは初めてなので、ネットで方法を調べながらの作業です。

なんとか張れました。

こんな張り方じゃイカンとか厳しいツッコミはヤメてくださいね。

そしてチューニング。
これが大変でした。合わせてもすぐズレる。
調べてみるとチューニングが安定するのに3日はかかるそうです。

少し弾いてはチューニング。また少し弾いてはチューニングの繰り返し。
これを楽しむ必要があるんでしょうかね。正直めんどくさいです。

弾けるようになったギターは、とても良い音で鳴ってます。
やはり中低音の響きが気持ちよいですね。

ずーっとエレキを弾いてた息子も、アンプレスで音が鳴るのが気に入ったみたいです。
あとはスタンドと中古のケースでも探して大事にしていきたいと思います。
親子3代で同じギター弾くってのも良いですね。