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古いネットブックをクロームブックもどきにしてみた

今回は光回線開通の祭もらったネットブック、Gatewayの「LT2100-51K」にChromium OSをインストールして、クロームブックもどきにしてみました。

このネットブック、当時はメモリーを2Gに増やしてそこそこ使ってましたが、なんせ1コアCPUで遅い遅い。数年ぶりに触りますよこれ。

今回使わせて頂いたOSのビルドはこちらのカスタムです。
http://chromiumosde.gozaru.jp/

使い方なんかはいろんなサイトが書いてますので省略します。
今回は動作報告と、一部うまくいかなかった所の報告です。

まずはUSBからの起動を試します。

chro01

しっかり動作してます。
タッチパッドも普通に使えましたよ。

動作はUSBでも問題ないくらい快適に動いてます。

では本体にインストールしてみましょう。

ただやるだけじゃ面白くないんで、ハードディスクをSSDに換装して、そこにChromium OSをインストールしようと思います。
贅沢なネットブックですね。

早速裏ぶたを開けて交換します。

chro02
交換するのはインテルのSSD、128GB。
メインマシンのシステムディスクでしたが、容量の問題で最近512GBに交換したんでWIN7のシステムが入ったままのSSDです。

そしてUSBからChromium OSを起動。
Ctrl+Alt+Tを同時に押し、ターミナルを開きます。

「crosh>」と表示されるので「install /dev/sda」と入力してEnterキーを押すとインストールが・・・・エラーが出てできません!

Unknown command のエラーがでます。
パスがおかしいのかと思い「disklist」コマンドを試すもパスは存在します。
うーーーん?

まあそのあと色々試してみたわけですが、最終的にインストールできたときにやってみた事を書いときます。

「crosh> shell」でshellに移動する。
「chronos@localhost / $ cat /proc/partitions」でドライブの確認。

やはりSSDは「/dev/sda」と認識されてました。
そこで「exit」を入力してceoshに戻り、
再度「crosh> install /dev/sda」を入力。

そしたらなぜだか出来ました。
理由はわかりません。不思議です。結果オーライ。

止まってんじゃないの?と思いながら数分でインストール完了。
SSDから問題無く起動しました。

chro03
いろいろ弄ってたら深夜になってしまいました。

ただね、USBから起動した方が動作が早かったような・・・
SSDだよ?
まあでも使えなかったネットブックが、リビングブラウジング用のPCとして生まれ変わりました。
起動が早いのでPC立ち上げる億劫さがないです。
スマートフォンと違って、数人でのぞきこめるしね。

Chromium OSを入れたネットブックこそ、ネットブックの最終形じゃないかなと思います。
久しぶりに手軽で面白い作業でした。