わりと最近読んだ本【転載】

「ブクログ」からの移管記事 其の四 です。

◆野鳥手帳 「あの鳥なに?」がわかります! / 叶内 拓哉,水谷 高英

わかりやすいイラストと、似た鳥との違いの注釈。
特徴を確認しやすいビジュアルは「あの鳥なに?」にピッタリ。
ちょっとしたコラムも面白かった。

 

◆カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋
 / 大場鳩太郎,西島大介

崩壊後に目覚めた元社畜とAIのサバイバル。
よくあるスキル取得のポイントをカロリーとしたのは面白いアイデア。
そして出てくる食い物がどれも不味そう。
2人?の緊張感の無い掛け合いが面白くも、そのせいで絵にするとエグイ場面も何だか軽い感じで展開される。
そこは少し残念。
そして突然のクトゥルフ展開。続きが気になる。

 

◆10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい ; 部屋をめぐる空想譚 / 岡田悠

作者の家の中にある物に対する執着と観察力。そこから始まる妄想ロマンス。
自分の想像を超えてくる展開に目が離せなくなるし、結末が気になって仕方がない。
一度引き込まれたら読み終えるまで抜け出せない、異世界の様な物語。

 

◆三千円の使いかた / 原田ひ香

年代も環境も違う女性達と一人の男性の、お金にまつわる6話の連作短編集。
女性のお金に関する考え方を学ばせてもらいました。
妻は「モヤモヤした感情が言語化されて、すっと落ちてくる。」と言ってた。
物語を楽しむというより、共感を楽しむ感じでしょうか。

 

◆ストレス0の雑談 「人と話すのが疲れる」がなくなる / 井上 智介

雑談のテクニックと言うより、雑談の苦手意識に寄り添ったアドバイスのような本。
カウンセリングされているような柔らかい感じで、これを読んで気合を入れるのではなく、力を抜こうと思える内容はとても良かった。

 

移管作業完了。
今後は自分のサイトで書いていこうと思います。