
超危険!スズメバチLIFE 図解とマンガでわかる最凶生物
虫嫌い(特に蜂が嫌い)な息子が本屋でずーっと見ていた本。
タイトル通り雀蜂のアレコレが書かれており、
恐いもの見たさと、敵を知るために読んでいたそうです。
私も読んでみましたが、とても引き込まれる内容だったので購入しました。
著者はコンビ芸人「かにゃ」の丸沢 丸氏。
東京農業大学卒業。スズメバチ飼育が趣味で、卒業論文もスズメバチ。
『丸沢丸のスズメバチ日記』というyoutube動画まで公開しているスズメバチ好きです。
本の内容もスズメバチの生態はもちろんの事、自身が刺されたエピソードや、スズメバチのお祭り、巣の駆除、さらにスズメバチ料理まで、スズメバチに関するあらゆる事にチャレンジしています。
小難しい内容はほとんど無く、どちらかと言えばスズメバチに関するトリビアの様な内容を、著者によるイラストや漫画まで交えて楽しそうに伝えてくれます。
正直スズメバチだけでここまで興味深い内容を展開されるとは思いもしませんでした。
個人的には既知の内容も含めて全てに興味深く読むことが出来ました。
マニアックにならず「スズメバチって2回刺されるとヤバいんでしょ?」程度の興味がある人に、「1回でもヤバイよ!」と回答しながら「スズメバチってね・・・」と自然に面白く深い話に持って行ってくれる内容で、著者のスズメバチに対する愛を感じました。
あまり活字が得意でない息子でも何度か読み返したらしく、
スズメバチの見方が変わったか?と聞くと、「こわいもんはこわい」との返答。
危険な虫がちゃんと恐い。だから対処法も知っておく。それで良いと思います。
スズメバチが身近にいる人には、理解と興味と対処の為にお勧めしたいです。
単純に読み物としても面白いですよ。